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個人ブログです。忘れっぽいので見返すために自分用に記事にしています。

Astroにて制作(勉強中)。投稿画像以外は画像を利用せずCSS・WEBフォント・SVGにて再現してみました。未だに古いMacintosh(オールドMac)の時代が好きです。このサイトはSystem7とか昔のイラストレータを少し取り入れてみました。くだらない感じを今後も追加したいです。

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【ヴィンテージマンション】コープオリンピア(原宿)、ビラ・モデルナ(渋谷)を見に行く 💩
【ヴィンテージマンション】コープオリンピア(原宿)、ビラ・モデルナ(渋谷)を見に行く

【ヴィンテージマンション】コープオリンピア(原宿)、ビラ・モデルナ(渋谷)を見に行く

いや仕事が忙しいです😭
土日祝日も作業している私ですが、さすがに気分転換したくなりました。

とわいえお金を使う程余裕もないので、こういう時は散歩ですね、散歩🤣

コロナになってからはゆっくり原宿とか渋谷に行く機会もなかったので、久しぶりに昼間歩いてみました。といっても何も目標がないのもつまらないので、「ヴィンテージマンション」というテーマで2つ紹介します。

昔、どちらも私の取引先があり、若い頃は「将来こんなところで仕事してみたいなぁ」なんて思っていた場所です。(時代が変わりオンラインでその必要すらなくなってしまいましたが😅

🤷「ヴィンテージマンション」とかいう響き

いつの日からか、世の中では古いものに「ヴィンテージ」というキーワードを付与するだけで付加価値を付ける事ができるようになりました😄
私自信は古物商もしているので、その辺の感覚には鋭いのです🤩

数年前に不動産の世界にも「ヴィンテージマンション」として売り出す事が流行った時期があり、ついにヨーロッパみたく古いマンションも価値がある時代が来たのか!?と一瞬思いましたが。

地震大国の日本では建物の老朽化への不安があるのでそこまで「ヴィンテージマンション」が流行る事もなく、古いマンションであっても一等地なので庶民には手の届く価格ではなく、また一等地なので資産価値は保たれたとしても古いだけあって老朽化へのリスクも存分にあるのと昨今のテレワーク化で「ヴィンテージマンション」というキーワードはひっそりと消えていきました😔

ただ自分自身古いものは好きなので、歴史やディテール、それを守りたい人たちの思いなんかは大切にすべきと思っているのでできれば残って欲しいです。

🏬コープオリンピア(原宿)

原宿駅を降りるとすぐ目の前に表参道沿いにそびえ立つマンションが「ヴィンテージマンション」を語る上で最も有名な「コープオリンピア」でしょう。

原宿、表参道なので知らずとも誰もがその目の前を歩いているはずです。ここを通る度に毎回「いつの日か取り壊しの時期が来るのかなぁ」と思ってしまいます。(日本で最初期の鉄筋コンクリート造集合住宅の同潤会アパートの取り壊し時ももっと写真を撮っておけばよかった後から思ったし)

「コープオリンピア」は1965年竣工、日本の「億ション」の第一号。ホテルのようなフロントサービス(コンシェルジュ)を導入し、当時に考えられる最高水準のものを備えた日本の「高級マンション」の元祖。屋上にはル・コルビュジエによる集合住宅ユニテ・ダビタシオンを模してプールが設置されたという話もよく話題にされます。

コープオリンピア

この写真は表参道側の入り口です。実際はこちらは裏口になります。
この「コープオリンピア」っていうこの時代の書体がなんともカッコイイ👌
この「オリンピア」というのはその前年に1964年の東京オリンピックがあったためこの名称が使われた。

並木道との調和を考えられた設計となっており、落ち着いた色合いと各部屋ごとに角度付けて仕切られたデザインがとても美しい。

一階は商業施設を併設しており、「南国酒家」は竣工した1965年(昭和40年)3月から営業している。これを撮影した時はコロナで休業中でした。

「コープオリンピア」をよく知らない人は是非、奥へ入って裏側(というかこっちが表玄関)を見て欲しい。この表玄関が、よくミュージックビデオなんかで出てくる。

私は取引先がいたので中まで入ったことがあり、その中もなんか海外のホテルのようでした(特に廊下とかドアとか)

コンシェルジュの人もいるしこれ以上近くに行くと通報されちゃうかもしれないので😂
一般の人が入れるのはこの辺までですね。

2007年に建て替えの計画があったようですが法規制前に建築されたコープオリンピアの容積率の問題や商業テナント所有者との協議が難航して話が進まずにいるようです😬

🏢ビラ・モデルナ(渋谷)

「ビラ・モデルナ」は先程の「コープオリンピア」よりも新しい1974年竣工。1964年に竣工した「ビラ・ビアンカ(東京都渋谷区神宮前2-33-12)」を皮切りに、「ビラ・シリーズ」として展開された元祖デザイナーズマンション。坂倉建築研究所や有名建築家による設計で、米「LIFE紙」や欧州雑誌にも紹介された。その名前の通り、「ビラ・モデルナ」の「モデルナ」はシリーズの中で「モダンな館」という位置づけで、都市居住、SOHOの概念となった、らしいです(ビラ・モデルナ自体はよく知り合いの人に会いに来ておりましたが、そこまで詳しくは知りませんでした😅

ビラ・モデルナ

中庭にシンボルツリーがあり雰囲気バツグン🤩
残念ながら冬で枯れてしまっております。

入り口の回転ドアもモダンでカッコイイ😎
ロビーの右側はアパレルショップです。

外から見るとこの幾何学的な感じがそそる部分ではありますが、中はA、B、C館と別れており各部屋で間取りがかなり違います。複雑な造形ゆえ中で迷いますよ🤪

🙄勤めていたデザイン事務所のビルは・・・

実は私が以前勤めていたデザイン事務所が入ったビルがすぐ近くだったので、ついでに寄ってみました。

まったく違うビルに生まれ変わっておりました、普通に古いビルだったんで当然ですね😅

今回のように「ヴィンテージマンション」と位置づけられれば長く残る可能性はありますが、普通に東京はスクラッチ&ビルドの世界。でもそれはそれで残せるのであれば残って欲しいなぁ、と思います。